赤裸々結婚生活~ミオンの場合#06離婚協議をふっかけられた話

 

   

わたしの今までの赤裸々結婚生活については#05まで書いていましたが、ここしばらくはずっと落ち着いた日々を過ごしていました。
 

それがつい先日動きを見せたんです。
 

といってもわたしが動かしたわけではなくてあちらが唐突にふっかけてきました。
 

なので記録がてら書いておこうと思います。
 

 

#06

 

その日の夜19時を過ぎたあたり、夫が唐突に自室から出てきてダイニングテーブルの椅子に腰かけました。
 

もうここ数年は完全な家庭内別居状態で、会話はなく顔を合わせることもあまりない状態。
なので唐突なその様子に「何事?」と思いました。
  

夫はおもむろに口を開き
「あのさぁ、もうお互い我慢することもないから離婚しましょう」
と言いました。
 

数年ぶりにまともに口をきいたと思えば、なんの前置きも前ぶれもなく究極に唐突なこの言葉。
 

わたしは少し考えてから
「それは離婚したいからわたしにこの家を出ていけという話ですか?」
と確認。
 

夫は
「それ以外になにがあるの?」
と答えました。
 

「離婚だからといってなぜわたしの方が出ていくと一方的に決めてるんですか?」
と冷静に聞き返すと
「この家が欲しいの?あなたは出ていきたいんでしょ?もうすぐジジババが来るのに一緒にここにいるの?」
と義父母をこの家に引き取るとも受け取れる話を始めました。
 

そんな話は初耳なので
「唐突に離婚の話をし出して、大前提としてその結論がわたしが出ていくと決まっていること、ジジババがこの家にくるなんてこと全く相談もなしに一方的に決めていることはおかしいです。一緒にいるのが嫌ならあなたが実家に行くという手段もあるはずです。どちらがどうするとか言うのは話し合って決めることです。先に前提があるのは一方的過ぎますよ」
と返答。
 

するとついさっき義父母がこの家にくると豪語していたトーンが早くも変わり
「ジジババが今すぐくるわけではないけどどっちかがひとりになったら世話が必要になるからここにきてもらうつもり。いつくるということも決まっていない。けど実家は不便だからオレが実家にいくことはない」
とのこと。
 

すでに話が変化している。
最初のはイキったふっかけだと早速露呈しました。
 

この時、向こうが話している最中に「あっ…」と気づいてスマホを手に取りいつか来るこの日のために用意していた音声録音アプリを起動。
ここからの会話をすべて記録開始させました。
 

いい時代になりましたよね。
 

夫はわたしに気をつかって生活するのがもう無理だと言うので
「気をつかうという言い方をしてますが、要するに率直に言えば同じ家にいるのが鬱陶しいから消えろってことですよね?」
と聞くと
「まぁそうなるね」
と言うので
「だったら今すぐ実家に行って、離婚どうのはこれから時間かけて話し合うとしてとりあえずあなたは実家で生活すればその鬱陶しさからはすぐ解放されるんじゃないですか?離婚よりわたしの存在から解放されることが優先なんじゃないですか?」
と聞きました。
 

すると
「それは工夫しだいでどうにかなる。離婚するほうが重要」
なんだそうです。
 

この辺からわたしには理解がしにくくなっていきました。
 

ずっと我慢して生活してきて同じ家にいるのがもう耐えられない。
わたしの存在から解放されたい。
けど実家には行かない。
同じ家にいても会わないように工夫はできる。
離婚が優先。
 

言ってることに統一性がないというか筋が通っていない印象で、何がしたいのかイマイチピンとこない。
 

しかも最初に大きく出た話が数分後すぐにニュアンスが変わったあたり、意を決して話し合うために切り出したというより衝動的に行き当たりばったり感情的にしゃべってるだけなんじゃないかと思い始めました。
 

その見方が妥当だったようで、話せば話すほど夫の言う内容がふわふわしていて話の意図が理解しにくい点がちょくちょくありました。
 

そのたびにきちんと意図を確認しようと
「それはこういうことですか?」
と聞き返すも、何か腑に落ちないような論理性を欠いた返答が多くて、これは正直第三者をはさんで自分の理屈が通るのかを夫自身が認識する必要があるし、わたしも会話が成立する相手と話した方がロスがないんじゃないかと思い始めました。
 

それほど話が筋道通っていないというか、中身が空虚というか、夫が話せば話すほどわたし自身が冷静に冷徹になっていくのを感じていました。
 

夫はもうずっとまともに仕事に出かけているふしがなく、会社には籍はあるようですが仕事はしてるんだかなんだかよくわからない状態で、正直精神的によくない状態なんじゃないかとうっすら思ってしまいます。
 

それを直感的に感じたのが最初に夫の顔を見たときです。
昔と人相が変わっていて、哀れな人の印象を受けました。
 

過去のことは赤裸々シリーズに書いてきたのでそちらをお読みいただければわたしのそこそこディープな人生劇場がおわかりになると思います。
 

その過去からすればずっとわたしを虐げてDVをしてきたのは夫なのに、この日の話しぶりは自分が我慢を重ねてきたという主張ばかり。
 

いつからそうなったかと言えば、子どもたちが小さかったころからずっと我慢をしてきたと繰り返す。
 

それは否定はしないし夫も我慢をしてきたこともあると思いますが、我慢というならお互いさまでわたしはやりたい放題し放題で夫だけがひたすら我慢の生活ということは現実的にもありえなく、我慢はお互いがしてきた話です。
 

そしてお互いの我慢という点だけならイーブンだったかもしれないけど、夫は決定的な裏切りやDVなどアンフェアな行動をしてきたのも紛れもない事実なわけで。
 

離婚というならまずそれについてきちんととるべき行動をとってからにしてほしいですよね。
 

無駄に消耗したくないのでずっと衝突を避けてきて話し合うこともしていないのでいざこうなったら言いたいことは山ほどありますが、こういう時に感情的になることは不利だということも十分認識しているので努めて冷静に話をしました。
 

そうしているうちに夫の方が感情を抑えきれなくなって、過去にいつもそうだったように怒鳴り始めたので
「冷静に話せないならもうやめたらどうですか」
と言いました。
 

すると夫もそれ以上怒鳴り散らすことはせず、
「そうするわ。今日はもうここまででいい。これから話し合っていくから」
と引き下がる態度を示しました。
 

なので、ここで釘をさしておこうと思い
「離婚という話だったのでわたしの考えを言っておきますが、わたしはこれからの人生の目標に離婚はありません。子どもたちに不利益になることはしません。それだけ言っておきます。」
と伝えました。
 

すると夫はそれを聞いて
「…そう。あなたの中で離婚は封印したのね。わかった。」
と小さく答えて自室へと戻っていきました。
 

もう…疲れたよ、パトラッシュ。
 

わたしの貴重な休日の時間を浪費しやがって。
 

その後、次はいつくるのかと様子をうかがっていますが今のところあれ以来何もありません。
 

勢いで持ってきて翌朝までダイニングテーブルの上に置かれていた離婚届の用紙も仕事から帰ってきたらなくなっていました。
 

向こうが今何を考えこれからどうしようと思っているかは全くわかりませんし、別に知りたい気持ちもありません。
 

あの日わたしが言った「離婚は考えていない」というのは本心で、苦しかった渦中の頃はずっと離婚したくて仕方がありませんでしたが今は考えが変わりました。
 

子どもたちが一緒にいた時は夫と一緒ではわたし自身が正気を保つことが難しく、わたしが精神的に不安定になることが子どもたちにとって一番よくないことなのでそれを避けたくて夫と離れたいとずっと思っていました。
 

けれど子どもたちがそれぞれ自分自身で生活している今、離れていることでわたしの状態がダイレクトに影響を与えてしまうことはなくなりました。
 

それはとてもいいことだと思っています。
 

日々の小さな変化で余計なことを考えたり感じさせたりせずに済むので。
 

そうなってからいろいろ自分なりに考え始めて、離婚はしないという考えにいたりました。
 

離婚をすることで逆に子どもたちに負担をかけてしまうことが多くなると思ったからです。
 

一番のことは、もし離婚をしたあとでまだ子どもたちが20代なんかの若いうちに夫に万が一のことがあったとき、後の一切の整理をつけるのが子どもたちの仕事になってしまいます。
 

わたしにとっては必要のない他人でも子どもたちにとっては代わりのない父親ですから。
 

その葬儀やらなにやらで心身ともにダメージを受けた上に、夫のことなので多大な債務整理やもしかしたら女性関係など面倒でややこしい整理事項があるのはまずまちがいないと見ています。
 

それをまだ若い子どもたちだけにやらせるわけにはいきません。
母親として。
 

わたしは自分の人生をささやかに楽しむ方法はもうたくさん持っているし、別に再婚したい気持ちも一切ないし、あとは子どもたちの幸せがわたしの幸せなので夫に何かあったときの一切合切の整理をつける仕事は曲がりなりにも夫と結婚した責任としてわたしの仕事と思っています。
 

だから離婚はしない。
 

子どもたちに不利益になることを自ら選択することはしない、と決めています。
 

やり直す気も全くないし、なんなら別居するのは全然かまわないですが、離婚はしません。
 

というかやりたいことがたくさんあるので、日々自由にのびのびと生きるためにむしろ別居は大歓迎です。
 

経済的にクリアになりさえすればすぐにでも本当のひとり暮らしを謳歌したいですよね。
 

そんな日を夢見ながら。
 

人生が終了するその日まで、自分の道をめいっぱい彩って生きていくつもりです。
 

ではではまた次回に♬

 

 

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