派遣も2020年4月から交通費がもらえる!ボーナス退職金についても完全解説

 

  • 派遣と言えば交通費は自腹があたりまえ
  • 正社員はもちろんパートやバイトだって交通費もらえるのになんで?
  • 派遣だって交通費欲しいです!

 

現役派遣社員である私もずっとこんなふうに思ってきました。
ところがなんと…

2020年4月から派遣社員にも通勤手当が支給されることが決まりました

これは働き方改革の一環で派遣法の改正によるものです。
2020年4月から施行されます。

派遣の交通費持ち出しの時代が終わります。
画期的すぎます!!
この記事では派遣交通費支給に関して当事者である現役派遣社員目線でお伝えしていきますね。
 

2020年2月8日追記
先日4月からの契約更新について派遣元営業と面談を行って4月からの給与がどう変わるのか具体的に説明がありましたので内容を修正、追記して完全解説しました。

  

追記
2020年4月勤務分の給与が確定して初の交通費が支給となりました。
こちらの記事にてお伝えしています。
派遣社員の交通費支給スタートしました!

 

派遣も2020年4月から交通費がもらえる!派遣法の改正

 

私は現在派遣勤務5年目ですが、今まで交通費を支給されたことはありません。
派遣で働いている多くの人は同じ状況だと思います。

 

それが2020年4月から交通費が実質実費で支給されることが決まりました。

 

背景は働き方改革に伴う改正労働者派遣法の施行です。
派遣に通勤手当を支給しなさいと法律が決めたのです。
これによって交通費だけではなく派遣の待遇そのものが大きく改善されることになります。

 

詳しくは厚生労働省のホームページからご確認ください。

 

この法改正に基づいて派遣元である派遣会社は賃金に反映させなければなりません。
今まで派遣とは無縁であった賞与や退職金などについてもうたっているためそれらも何らかの形で支給されることになると思いますが、先日現在お世話になっているリクルートスタッフィングの営業担当と面談した際に交通費支給については具体的に話があったので今回は交通費に絞ってお伝えします。

 

ボーナス、退職金の賃金への反映が明確になりしだい追記してお知らせしていきますね。
(2020年2月8日追記解説しました)

  

リクルートスタッフィングでの交通費支給額

 

さきほどの厚労省のページにPDFがたくさん載っていますが、こちらに通勤手当の取扱いについての記載があります。

(出典: 厚生労働省ホームページ 派遣労働者の同一労働同一賃金について )

 

通勤手当に関して

所定労働時間1時間あたり72円以上とすること
(例)所定労働時間8時間×週5日の場合
   72円 × 8時間 × 5日 × 52週 ÷ 12月 = 12,480円
   なので1ヵ月の交通費は12,480円以上支給すること

といった内容が明記されています。

 

私が登録しているリクルートスタッフィングでは、現在の時給はそのままでそれとは別に1ヵ月の定期代を上限3万円として実費を支給するとのことでした。

 

派遣は派遣先が変われば交通費も変わりますので通勤手当は1ヵ月ごとに算定されて、当月分として実際にかかった交通費を翌月に給与と一緒に支給されます。
具体的には以下の通りです。

1ヵ月フルに勤務した場合

上限3万円として1ヵ月の定期代を支給

勤務日数が1ヵ月未満の場合

勤務開始や勤務終了が月の途中になった場合やそもそも1ヵ月フル勤務ではないシフトの場合、住所変更によって交通費が変わった場合などには日額計算されます。
【ICカード利用時の片道料金×2】を日額として【日額×実質勤務日数】と【1ヵ月の定期代】のうち金額の低い方が支給されます。

 

実際に支給される交通費を算定するための通勤ルートですが、わたしたち派遣社員の住所と勤務地の住所から自動的に最短距離ルートで算定されたもので支給されるということです。
なので通勤手当に関して路線や最寄駅などの申請は不要で自動的に決まるので、現在リクルートスタッフィングのマイページから求人情報を見ると求人内容の概要とともに交通費は〇〇〇円支給されますといったわたしのデータにあわせた内容まで表示されるようになっていました。

 

1ヵ月の定期代を3万円まで支給となればだいぶ大きいです。
今までは求人案件に明記された時給だけが報酬のすべてで、交通費は時給に含まれているというとてもあいまいな表現のもとに実質交通費支給ゼロの状態でした。

 

首都圏であれば距離がそうでもなくてもJR+私鉄やJR+地下鉄などのように路線をまたいだり地下鉄を使ったりすると電車賃がとても高くなります。
それが支給されるというのは働く場所を選ぶときに交通費をネックにしなくても済むようになるということです。

 

派遣という働き方がまた一歩働きやすいものになると思います。

 

しかも非課税

 

しかもこの派遣にとって画期的な通勤手当はリクルートスタッフィングでは非課税枠として支給されます。

 

仮に毎月交通費を3万円もらったとしても、それが時給上乗せの形で支給され課税所得として加算されてしまったら確かに交通費負担は消えますがその分の所得税や住民税が増えてしまうということになります。

 

これではなんともいえないモヤモヤ感が否めません。

 

ですが2020年4月からの交通費支給は賃金とは別の非課税枠での支給とのことなのでこの点では正社員と同じ待遇と言えますね。

 

私はこの交通費支給を利用して個人型確定拠出年金のiDeCoを始めることにしました。
今まで経費として持ち出し必須だったお金ですからそのまま支出を増やすことなく老後のためにシフトできる絶好のチャンスです。
これについては派遣社員がiDeCoをやるべき理由!節税しながら損せず老後に備えるにて詳しく書いています。

  

ボーナスと退職金について解説(2020.2.8追記)

 

2020年4月からの派遣待遇改善に関してボーナスと退職金に関しては支給はされそうだけれど実際いくらになるのか個人に沿った具体的な数字がまったくみえていませんでした。 

 

それがついに判明しました。
先日契約更新について派遣元営業と面談を行って、4月以降給与がこうなりますよという説明がありましたのでリクルートスタッフィングの場合について解説します。

 

まず一番知りたかった結論から言うと、4月以降も時給は変わりません。

 

今までの時給の額は変わらずにその中身にボーナスや退職金や調整手当などの構成要素が増えるとのことです。

 

つまり、4月以降の給与は今までと同じ時給を保った給与プラス交通費になるということですね。
実質的なボーナスや退職金がさらにプラスして支給されることはないようです。

 

拍子抜けした感は否めませんが具体的に解説していきます。

 

まず、リクルートスタッフィングでは4月以降の派遣の待遇決定を労使協定方式にしています。
これは派遣先の同一業務の待遇に合わせる派遣先均等・均衡方式とどちらの方式にするかを派遣会社が決めなければなりません。
そしてその方式にのっとって派遣社員の待遇を決定しなさいというのが派遣法改正で決められたことです。

 

労使協定方式では過半数労働者代表と派遣会社との間で労使協定を締結してその内容にもとづいて派遣のさまざまな待遇が決まっていきます。

 

リクルートスタッフィングでも登録派遣社員には労使協定の内容が公開されています。
当然ですが内容としては非常に細かく賃金面についても業種ごと地域ごとなどあらゆる場面においての基準が記載されいて、正直すべては読み込めないですがわたしが関係する一般事務についての内容は理解しました。

 

まず、職能給と言われる基準の金額をもとにボーナスも退職金も計算されて時給にプラスされる形で支給されます。

 

その職能給の金額は職種によって決まっているので一般事務だったら〇〇〇円、経理事務だったら△△△円という具合です。
この金額に対してボーナスが2%加算されます。
(職能給+ボーナス)の金額に都道府県別の地域指数という数字をかけることでその地域においての実質額が決まります。
自分の地域の実質額の6%が退職金としてプラスされます。
この退職金まで加算されたものが実際に受け取る賃金になります。

 

だいぶややこしいですね。

 

わかりやすく単純な数字で具体的に計算するとこうなります。

職務給1,000円、東京都勤務(地域指数114.1%)の場合
ボーナスは 1,000 × 2% = 20 円
東京での実質額は 1,020 × 114.1% = 1,164 円
退職金は 1,164 × 6% = 70 円
よって 1,164 + 70 = 1,234 円
1,234円が時給になるということです。

 

計算上はこうなるのですが、この職能給は国が示す水準に沿った金額になっているので職種によって決まっています。
ですが地域指数が各都道府県でバラバラな数字なので同じ職種でも地域によって最終的な金額は違ってきます。

 

現実的な話、一般事務でも都内の時給はこの職能給に比べてかなり高めの水準です。
地域指数のトップも東京都ですが、それでもこの計算で出された時給になると今までもらっていた時給から下がってしまうケースが多発するので調整手当などで埋めて今までの時給は変わらずに支給されるという仕組みのようでした。

 

つまり今までの時給は変わらないけど、実質的には派遣法改正に沿ってボーナスも退職金も加算しても支給額が下がってしまうためさらに調整プラスしているので、ボーナスと退職金はきちんと支給されてますよという話ですね。

 

実際に同じ首都圏のイメージがある横浜エリアと都内では一般事務でも時給がかなり違います。
案件数も横浜はグッと少なくなります。
神奈川県在住の派遣さんで都内の方が条件がいいから横浜ではなくて都内で働いていると言う人が過去何人もいました。

 

ですので、ボーナスや退職金の算出方法は上記の計算で出せますが、実際にはそれも含めた時給提示をしているので案件を見るときには全部こみこみでこの時給なのだと判断すればいいということですね。

 

まとめ

 

派遣社員の交通費支給のまとめは

  • 2020年4月度の就業から派遣法の施行により支給開始
  • 1ヵ月12,480円以上とすること(リクルートスタッフィングでは上限3万円で定期代実費を支給)
  • 賃金とは別に非課税で支給

以上になります。

 

派遣社員と正社員の待遇格差がどんどん縮まれば、契約更新時に働く場所を正当に変えていける派遣という働き方がもっと魅力あるものになると思います。

 

まずはその第一歩となる交通費の支給を楽しみに待ちたいと思います。

 

派遣法改正で派遣社員の待遇は改善されていくと思いますが、実際に派遣に給与を支払う雇用主は派遣会社です。
現実的に交通費がいくら支給されるのかは派遣会社によって対応が分かれるのではないかと思います。

 

福利厚生面も派遣会社によって内容や充実度は違います。
求人案件の質や量がまず第一ですが、交通費支給や福利厚生、研修制度など全体的に見たうえで自分に合っている派遣会社を選んでいくのがいいのかなと思います。

 

今回の交通費支給の件で、やはりいろんな意味で大手が安心というか派遣社員側から見て有利だなと感じました。
よりいい条件で働いていける派遣会社をこちらが選んでいきましょう。
登録するのは無料なのでまずは各社の中身を知って、自分を高く売ることができてスキルアップのサポートや福利厚生面で万全のバックアップ体制のある派遣会社に出会えるといいですね!

  

リクルートスタッフィング

 

  

 

 

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