新たに【日帰りプチ旅】カテゴリーを作ってから初めて書くプチ旅紀行です。
この【日帰りプチ旅】では、ブログの筆者である自称日帰りプチツーリストのミオンがふらっと気ままに日帰り旅をしてきたプチ旅記を自由気ままなスタイルで書いていきます。
写真もたくさん載せてるのでゆるっとのんびりと読んでいただければうれしいです♬
日帰りプチ旅~初めての甲府の巻~
そもそも今回の甲府行きは唐突に決まったのですが、きっかけはことりっぷのツイート。
ことりっぷは旅情報満載のメディアで知ってる方も多いと思いますが、ただ情報が多いだけではなくおしゃれでかわいくて…という女心をくすぐるエッセンスがたっぷりの内容なので大好きです。
このことりっぷのおすすめ山梨旅PR記事を見て「桔梗信玄餅パフェが食べたいっ!!!」と猛烈に思ってしまいそれだけで行くことを決めました。
(((単純すぎる)))
行くと決めてから速攻プランを練り始め、10月に仙台にプチ旅した時にも使ったえきねっとのサービスであるJR東の半額キャンペーンが使えないかと調べたところ中央線特急で使えることが判明!!
料金は片道¥1,940になるので往復で¥3,880です。
ちなみに正規料金は片道¥3,890です。
このキャンペーンはJR東の新幹線・特急の料金が半額になるんですが席数に限りがあるので決めたら即予約が鉄則。
日にちと電車に乗る時間を決めて(((この段階で相当試行錯誤しました)))予約!
とりあえず座席の確保ができればプチ旅決行が確定なので一安心。
プチ旅の詳細プランはことりっぷ情報を中心に決めて当日を迎えました。
プチ旅当日の朝、中央線特急かいじに乗るためにまずは新宿へ。
週末の朝だからかまだそれほど混んでませんでした。


山梨に電車で行くのが初めてなのでかいじに乗るのも初めてでしたが、やはり特急ということで車内は新幹線みたいに快適空間でした。

座席もゆったりしてるし前後の座席とも余裕を持った配置になってるのでリクライニングを倒しても全然窮屈じゃない!
これは仙台に行ったときの新幹線とおんなじくらい快適でした。
仙台への新幹線の時はSuicaやPASMOなんかのICカードを使って、チケットレスで新幹線の改札もタッチで乗れるeチケットサービスがあるのでそれを使いましたが、今回のかいじのチケットは切符でしか乗れないみたいだったので久しぶりに切符を使って改札を通りました。

中央線沿線を通るのは初めてだったのでいろんな駅を通過するたびに「へ~ここが中野か~」とか「ここが吉祥寺か~」といちいち反応してましたが、八王子を過ぎるころからどんどん景色が変わって行って窓からの景色が山・山・山…てな感じに。
山梨県に入る頃にはその山もどんどん大きくなっていって、日本アルプスのエリアに向かってるんだなぁとしみじみ感じましたよ。
9時半に新宿を出てから1時間40分ほどで今回のプチ旅の目的地甲府到着。

まだお昼前でしたがすでにお腹が空いていたのとお店が混む前にと思って、さっそくほうとうを食べに【甲州ほうとう小作甲府駅前店】さんへ。

こちらのお店は駅からまっすぐの道沿いにあって駅からもすぐ着きます。

真正面にある薄茶色のビルが甲府駅です。
お客さんはすでに何人もいましたがすぐに座ることができました。
お店に入ってすぐに靴を脱いでお座敷に上がり、いろりを囲む席に案内されました。
他にも靴のまま入れるテーブル席や2階席もあるみたいです。
ほうとうは初めて食べるのでどれにしようか迷いましたが、期間限定の牡蠣ほうとうがあってちょっとお値段がよかったのですがせっかくなので牡蠣ほうとうを食べることに。
一番ベーシックなのはかぼちゃほうとう¥1,200(税抜)だそうです。
かぼちゃはほとんどのほうとうに入ってるみたいです。
牡蠣ほうとうは¥1,700 (税抜) 。
期間限定とか季節限定とかにほんと弱いんですよね…
熱々で牡蠣もたくさん、かぼちゃやほかの野菜もごろごろ入っていてほんとに体があったまっておいしかったですよ!

熱々のお鍋に入ってくるので、これをお椀に取り分けて食べます。
初ほうとうは大満足でした♬
お腹も満たされたところでしばし探検を。
(((食べたら歩くは鉄則)))
14時からSADOYAワイナリーで見学ツアーを申し込んでいたのでそれまで甲府駅の周りを歩いてみました。
駅のすぐ前に武田信玄公の銅像が。

わたしは歴史にはあまり強くないんですが武田信玄は知ってます。
小さいころ実家に風林火山ののれんがありました(笑)
仙台に行ったときは青葉城址で伊達政宗公の銅像を見ましたが、実際にこの目で見ると誰がどこの武将だったのかしっかり記憶に残りますね。
甲府駅のすぐそばに甲府城址である舞鶴城公園があったのでちょっと行ってみることに。
そんなに大きくないので天守台まで登って甲府の街を眺めてみました。



この階段を登ると天守台で街の様子や周りの山々が見渡せます。




真ん中にぴょこっと飛び出た山が富士山です。
周りも山だらけなのでこんな風に見えるんですね。
うちの方からは海越しに富士山全貌が見える感じなので、この見え方はとても新鮮でした。
とにかく周りがぐるっと山に囲まれていて今までにあまり経験のない景色です。
お天気がとてもよかったので空と山の青さがとても美しく感動しました♬

この門から出て公園探検はおしまい、次は駅の反対側の甲州夢小路へと行ってみることに。
甲州夢小路はこんな風にちょっとレトロな雰囲気のショップがいくつも並んだスポットです。



さすが山梨、ワインのお店があちらこちらにありますね。
甲州夢小路に今回のプチ旅のお目当て桔梗信玄餅パフェのお店があるんです。

こちらが【黒蜜庵きなこ亭】さん。
お店の名前からおいしそうです♬
そしていただきました!桔梗信玄餅パフェ!

生クリームもバニラアイスも黒蜜としっかりマッチしてめちゃくちゃおいしかったです!
手前に信玄餅ものってます。
舞鶴城公園で結構アップダウンして歩いたのでおなかのほうとうはすでにどっか行っちゃいましたが、このパフェで十分糖分補給できました。
こちら¥680(税抜)。
パフェを堪能してちょうどワイナリー見学の時間に。
ここからすぐそこの【SADOYAワイナリー】さんへと向かいました。


正面に見えるのはチャペルです。
例年だと結婚式の数も相当数なんだそうです。
右手にあるワインブティックではワインの販売もされていて、ここで受付を済ませ見学ツアーが始まりました。
見学するのは地下のワインセラーなのでワインブティックを出て地下への扉から階段を下りていくのですが真っ暗ではないにしろほんのり明るい程度なので結構スリルある感じでした(笑)
ガイドの方がワインの作り方や昔使っていた機器、ワイン貯蔵の部屋など詳しくお話してくださってとても興味深かったです。








こんな風に地下でワインが出来上がっていくんですね。

鉄格子の中に保存されているのはビンテージのワイン。
何か特別なイベントがない限り基本的には販売しないそうです。
30分ほどの見学ツアーでしたがなかなか見れない貴重なものをたくさん見ることができてとても刺激的でした。
最後にワインブティックに戻りワインの試飲をさせていただきました。

他のツアー参加者さんと一緒にSADOYAワイナリーの赤ワインを楽しむことに♬
(((テーブルにおいてあるのはわたしのマスクではありません。お隣のお兄さんのやつ)))
ここでもワインの飲み方やちょっとした楽しみ方をレクチャーしていただき大満足の見学ツアーでした。
これで¥1,000はお安い!!
ちなみにこのワイングラスは樹脂製のですが参加者プレゼントでお持ち帰りできました。
ワイナリー見学で大満足のあとは日帰り温泉【源泉湯燈屋(あかりや)】さんへ。
ゆっくり温泉につかってほげーっとしに向かいました。
当初の予定では路線バスを使ってローカルバスの旅も楽しもうと思っていたのですが、ワイナリー見学が終わってからぎりぎりのバス時間だったので間に合わないかも…と懸念していたらやっぱり間に合わなかった…
そもそもバスの本数がとても少なく、この後は1時間待たないとなかったんですよね。
なので苦渋の決断でタクシーで行きました。
バスの方が安いのもあるけど、旅してる感があっていいなぁと思ったんですが日帰りなので時間にも制約があるし仕方ないですね。
タクシーで20分ほど。
¥2,000くらいでした。
バスだと¥340だったかな?
でも到着して下りるときに運転手さん(((初老のおじちゃん)))が「ありがとね~ごゆっくり~」と言ってくださったので和んだしよかったです。
こちら【燈屋】さん。

お風呂の写真が載せられなくて残念ですが、とても居心地のいい温泉でしたよ!
お風呂の種類も多くて内風呂、露天風呂それぞれいくつもあり、サウナも何種類かあっていろいろ入れて楽しいです。
完全に寝っ転がれる寝湯もあるのですが、気持ちよすぎて20分くらいうとうとしてしまいました。
混んでなくてよかった。
いろんなお風呂を味わいつつ1時間以上入ってました。
すごくリラックスできた!
こちらはお風呂に入るだけだと¥900(税抜)。
わたしはバスタオルのレンタル¥160(税抜)とフェイスタオルを購入¥100(税抜)しました。
館内もとてもきれいで全体的に木のぬくもりのある内装なので落ち着きます。
もっとゆっくりしたいなぁと思ってしまう感じ♬
帰りはバスにしてみようと思いちょっと離れたバス停までてくてく歩いたんですが、体がめちゃくちゃぽかぽかして芯からあったかかったです。
そして事件は起きた(笑)
バス停のだいたいの場所は確認していてあとはグーグルマップを見ながら移動していたんですが、バス停の近くに到着しているはずなのに肝心のバス停が見つからない…
反対側のバス停は見つけたんですが、乗りたい方向のバス停がないんですよね。
少し暗くなってきてたのと眼鏡をかけていなかったので視界がすこぶるよくなかったせいかみつけられないまましばしうろうろ…
そしたらそこに「甲府駅」と表示されたバスが来てしまってバス停に立っていないわたしの前をぶーんと通り過ぎていきました。
「え・・・」
「えーーーーーっ。あのバスの後また1時間くらいバスないはずなんだけど…」
人間ほんとに衝撃的なことがあったときってショックを感じる力もないというか、ただただぼーっとしてしまうんですね。
「あらら…どうしましょ…てか歩けばいつか着くべ」
としか思いつかなくてとりあえず歩きました。
頼りはグーグルマップ様。
日が落ちた後なのでどんどん暗くなってきた道をてくてくひたすら歩きました。
地元の人だったらその場所から甲府駅までなんて絶対歩かない道だと思います。
ま、そこは非日常を過ごしている旅人ならではってことでこれも思い出、ずんずん歩きました。
はい、約1時間ほど…(笑)
1時間歩くって結構ですよね。
自分でもよく歩いたと思います。
幸い道は間違っていなかったので迷うことなくきちんとたどり着きました。
途中、あの駅伝で有名な山梨学院大学を見ましたよ。

駅前まで戻って、お昼にほうとうを食べた小作さんのすぐ近くにある【奥藤本店(おくとうほんてん)】さんにご飯を食べに入りました。

お昼はほうとうを食べましたが、山梨グルメの鳥もつ煮も食べてみようと思いこちらでは甲府鳥もつセットを注文。
ウェルカムワインもつけました。
¥1,410(税込)でした。

おそばも食べたかったので欲張りセットな感じです。
鳥もつ煮は見た目ほど味が濃くなくどちらかというとやや甘めな感じでした。
お好みで七味をかけてどうぞと言われたので半分食べてから七味をかけてみましたが、確かに七味がアクセントになる感じですね。
鳥もつ煮ももちろん初めて食べましたけど、もつがそんなに得意ではないわたしでもおいしくいただけましたよ。
注文を受けてから生から調理するとお店の方が言ってましたが、くさみとか一切なくて歯ごたえもしっかりでした。
おそばもこしがあっておいしかったです。
仙台に行ったときは牛タンやずんだといった仙台グルメを楽しみましたが、旅先のご当地グルメを現地でいただくのって贅沢ですね♬
1時間歩いてはらぺこ状態でしたが、おなかいっぱいになりました。
甲府のみなさま、ごちそうさまでした♬
そんなこんなで帰りの電車の時間が近づいてきました。

すっかり暗くなった甲府の駅前。

甲府の空にもお月さまが煌々と光っていました。

「バイバイ甲府~楽しい時間をありがとね~」

中央線特急かいじに乗って新宿に向かいましたとさ。
こちら甲府のゆるきゃら【とりもっちゃん】だそうです。
この路線は結構好きです。

日帰りプチ旅甲府編にゆるっとおつきあいくださってありがとうございました!
この日の総歩数21,260歩。
1時間歩いたのが効いてるね(笑)
ではではまた次回に♬
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